※未来日記 第5巻
天野雪輝は、日記が趣味の中学生。
彼は知らぬ間に「未来の出来事が書かれた日記」を巡る、殺人ゲームに巻き込まれてしまう。身に覚えのない容疑で警察に連衡された雪輝と由乃。取調室で待っていたのは、味方であるはずの4th・来須圭悟だった。警察組織をバックに、ついに動き出す4th。同盟と裏切りの中、二人が行き着く先は―――!? (5巻あらすじ)
以下ネタバレ含みますので、未読の方はお気をつけ下さい。
第5巻はDiary19から23まで収録。Diary19以外は全て4thとの決着戦でした。サブタイトルは順に「襖の向こう」、「二人だけの逃亡」、「二人の窮地」、「痛みと光」、「終わる世界」。最後のサブタイは一瞬最終回を思わせるようなタイトルでしたが、まだ全ての所有者が出てきていないことを思い出し安堵。
コミック派なので、4巻での次巻予告でユッキーと由乃の結婚式を見たときは「まさか」と思いましたが、結局は「結婚式の無料体験会」というものでした。実は2人を式場へと呼び出したのは秋瀬で、その間に我妻家を調べようという魂胆。そして、あの襖の向こうを見てしまったのですが、2巻で見たときはただ単に死体(ミイラ?)が転がっているだけでしたが、今回はやばい程深い穴が掘られていました。まるで異世界を思わせるような風景でしたね。正直未だに秋瀬の正体がよく分かりません。本当に世界的な探偵になるという夢を叶える為だけに首を突っ込んでいるのか、それとも何か裏があるのか。そして、襖の向こうにあった死体も果たして本当に由乃の両親なのか。そうでない可能性もあると思っていますけど。ああ、それと由乃の未来日記に表示されている「HAPPY END」。あれも一概に何がハッピーエンドなのかって言えない気がするんですよね。ユッキーとくっつくのがハッピーエンドなのか、それとも…。
そして4th戦。4thとの戦いは今までの戦闘の中では一番面白かったかもしれません。来須が雪輝たちを裏切った理由は"神になって余命3ヶ月と診断された自分の息子を救う為"。ただ単に私利私欲の為に神になるのではなく、ちゃんとした理由があるのかと少し納得。もっとも、これも私利私欲といったらそうなのかもしれないですけれど。そんな訳で来須はみねねと同盟を組みます。みねねを選んだ理由はみねねが神になる目的が「神」を殺す、つまり平和の為であり、自分が死んだ後に妻と息子を任せられるから、でいいのかね。
来須が唯一ネックになっていたのが、雪輝が犯罪者でない為、「捜査日記」を使えないこと。その為に嘘の容疑者疑惑情報を流し、由乃を挑発し犯罪者に仕立て上げます。しかし月島狩人の件、今回の雪輝たちを陥れようとした件。これらは既に自分が犯罪者であることを物語っている為、来須は自分の「捜査日記」が使えなくなり自害。この自害される前に色々とある訳ですが、特に印象強かったのが閃光弾シーン。追い詰められた由乃は「そして死んでも、私はユッキーを追い続ける」と言い、閃光弾(皆は手榴弾と勘違い)を使います。そしてその直後に由乃が来栖に捕らえられてしまい、雪輝が銃で撃とうとするも、未来日記には由乃に弾が当たると予言されており、どうしたものかと思っていたら、「僕も由乃が好きだから」と宣言したところで、未来が書き換わりDEAD END回避。なんていうか、雪輝の成長っぷりが見れた感じでしたよ。そして由乃のヤンデレっぷりも更に倍増。ネジが数本どころか数十本飛んでいる気がします。だが、それがいい。
事件数日後、署内で由乃が射殺した件について逮捕状が出て、ついに由乃は正真正銘の犯罪者に。その為、2人は失踪するようですが、それを秋瀬が解決しようとするのが次のストーリーらしいです。しかし、まだまだ謎は多いですねぇ。前述でも色々書きましたが。それに由乃は正真正銘の犯罪者になってしまった訳ですし、何がどうあれ世間に出れないのは確かです。いくら最強と謳われる由乃でもそれは愛情故の強さなので、決して超人という訳ではないですしね。とりあえずですね、由乃には幸せになってもらいたいものです。例の「HAPPY END」がどういう形であるかは最後まで分かりませんが、雪輝と由乃にとっての最高のハッピーエンドを期待しています。
※所有者大分所有者も明かされてきたので、適当にまとめてみたいと思います。
1th 天野雪輝 「無差別日記」
2th 我妻由乃 「雪輝日記」
3th 火山高夫 「殺人日記」 雪輝により消滅4th 来須圭悟 「捜査日記」 追い詰められ自害5th 豊穣礼佑 「はいぱーびじょんだいありー」 自分を倒した由乃の勝利を願い消滅6th 春日野椿 「千里眼日記」 雪輝により消滅7th 不明 リーゼントの男
8th 不明 背の低い人物
9th 雨流みねね 「逃亡日記」
10th 月島狩人 「飼育日記」 来須により消滅11th 不明 科学者っぽい感じ
12th 平坂黄泉 由乃により消滅とうとう残り半分になりました。みねね以外は不明人物ですし、まだまだ続いてくれそうですね。次巻発売の4ヶ月後が待ち遠しいです。