※空の境界 第三章 「痛覚残留」
原作 : 奈須きのこ / キャラ原案 : 武内崇
全七部構成 / アニメ制作 : ufotable / 監督 : 小船井充
封切日 : 2008年2月9日 / 上映時間 : 56分
エンディングテーマ : 「傷跡」 / 歌 : Kalafina / 作詞・作曲 : 梶浦由記

ever cry,never life.前回のレビューで"早く鮮花の可憐なお姿を拝みたい所"と書いたのにも関らず、第三章で少しだけ鮮花が出てくる事をすっかり忘れてたので、不覚にも不意打ちを食らって萌え死んでしまった。それとアーネンエルベでの式と鮮花の掛け合いのシーンが、若干ボリュームアップされてたのが実に良い。第六章での鮮花の活躍を早く見たい所だけど、当分先の事になりそうですね。内容に関しては、今まで通り原作に忠実な作りになっていたけど、原作冒頭部分の超能力の解説に関する内容が全てカットされてましたね。あと、藤乃がブロードブリッジを大破した際に代償として視力を失った事が説明されてなかったくらいでしょうか。しかし、回想編での藤乃の可愛さは反則的すぎる。式も式で、目覚め後に初めて本当の笑顔を見せたりと此方の可愛さも異常。それと対称的な冒頭の藤乃の陵辱シーンはまさか入れてくるとは思わなかった。開始早々藤乃のB地区がお披露目となっていて驚いたよ。
"ufotable"が魅せてくれた演出にはまたも感服させられたね。本当に非の打ち所のない程の完成度と断言しても良いくらい。背景の細かさや光加減は勿論の事、今回は式と藤乃の戦闘のクオリティーが凄かった。特に藤乃が歪曲を使って、式の左腕を凶ても尚、飛び込んで行ったあの数十秒の戦闘シーンが個人的には一番好きかな。凶がれを連呼する藤乃の表情や声優による演技も目を見張る物があったね。"痛い"に掛けた"いたい"の四連呼に嵌まって思わず感情移入してしまいそうなくらいの名演技。CV能登による藤乃は正にハマリ役と言えたんじゃないかな。そういえば、話逸れるけど、幹也の「……君、少し黙れ」という台詞が文庫版じゃなくて、同人、ノベルス版の方を使ってましたね。"黙って"より"黙れ"の方がこのシーンの幹也にマッチしている気がするのでこの点に関しては良かった。
残る四章となったけれど、この分ならこの先も期待できそうだ。劇場版及び、ufotableに任せて正解でしたね。このクオリティーは恐らくTVでは表現出来なかったでしょうから。次は四章に期待と言いたい所だけど、8/16公開の第五章「矛盾螺旋」が実に楽しみなんです。"1時間52分・1099カット"はシリーズ過去最長、常軌を逸してる気がするよ。第四章以降のDVD発売は年末年始辺りになるのかな。そういえば、今回も本編に関しての具体的な考察とか書かなかったけど、原作読めばほぼ理解出来る内容の筈なので、今回も省かせて頂きますよ。いずれ書きたいと思ってはいるんですが、機会があれば必ず…。
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